Hirotaro’s diary

詩を載せています。

ゆれ

 

 

 

風が吹く

木の葉が揺れる

言葉を話す

心が揺れる

 


できるだけ

できるだけ

穏やかに揺れていたい

涼風に触れる木の葉のように

 


今日も扉を開けば

誰かと出会い 泣き笑い

こんな日々に感じるのは

虚しさと多幸感

揺れる 揺れる どこまでも

 


風が吹く

木の葉が落ちる

言葉を話す

心が沈む

 


できるだけ

できるだけ

幸せに暮らしていたい

ただただそう願ってるだけなのに

 


今日も心を開けば

誰かと笑い 傷つけ合い

こんな日々に感じるのは

幸福と虚無感

揺れる 揺れる いつまでも

 

 

 

今日も

揺れる 揺れる

憐れむ 憐れむ

憐憫の表情で

満面の笑みで