Hirotaro’s diary

詩を載せています。

2019-08-01から1ヶ月間の記事一覧

立秋

蝉時雨が止む それは夏の終わりの知らせ こんなに暑い夏は早く終われと思っていたのに そうか… 蝉は死んでいったんだな 1つ季節が終わる たったそれだけなのに 胸の中にも少し涼しい風が吹き始める そうか… 向日葵は枯れてしまうんだな バイバイ 夏 暑い暑…

poor dog

言葉にして伝える手段がないから そっと身を寄せたよ 「大好きだ」って伝えてるつもり 言葉ってものは難しい でもいくつか覚えたよ 君の声が好きで 覚えれたんだよ みんなが泣いていたのはわかったよ でもしばらく意味がわからなかった でも君の匂いが少しず…

鷹のように

人は毎日、選択を迫られる 「死ぬか」「生きるか」 今日も後者を選んだ うん後悔なんてない だけど時にそれは苦しい選択だ 勇敢な選択だ 英断とさえ思う 生きるとは苦しみを味わうことでもあるから 生きると決めたら 次は何を決めよう?どこへ行こう? どう…

rain festival

雨の日の散歩もたまには良いもんだ いつもと違う顔を見せる景色達に 「こんにちわ」 台地が奏でるメロディーに 車のワイパーが手を振ってリズムに応えてるよ 稲光のイルミネーションに 少し心が躍る 非常事態も大歓迎の気分だ 悲しみも虚しさも このまま こ…

有難う

気持ちが沈んで 心が疲れた時 自分の弱さを垣間見る 「もうダメなんじゃないか」って 「もうやめよう」って諭されて 僕は静かに頷いて逃げ出しそうになったけど ふと君の存在を確かめる 君がいてくれて良かった ただ何か笑ってくれてるだけで 心が落ち着くん…

帆を張れば

「順風満帆の人生なんてあるのかな?」 ふと立ち止まり ため息混じりに空を見上げる 空を見れば雲達が自由に飛んでる ここから見ればそんな風に見えるけど 近くでみれば満員電車の中みたいに 肩と肩がぶつかれば「すみません」って言って意外と息苦しいのか…

語り②

僕は詩を書きます。 しかし、ほとんどの場合は、自分が経験したものではありません。 もう一度書きます! 僕の詩はほとんどフィクションです。 ただ、あとで、読み返して編集するこてはありますが。 では、どうやって書くかと言いますと、「勝手に思いつく」…

おみやげ

おみやげ選びは悩む どれを持ってけば喜んでくれるかな? あの子は甘いものが好きだったかな? 形に残るものが良いかな? この悩みを抱えてるときが ちょっと好き ちょっとだけ好き 君を想っている時間なんだから おみやげ選びは悩む どれを買ってけば喜んで…

PAIN

言葉を吐く度 誰かは傷付き Oh pain 目を見るだけで 睨みつけられたと Oh pain 脆く砕けやすい僕らの心 守ろうとしてまた痛みを抱いて眠りにつく 石ころを蹴っ飛ばすように 無意識に言った言葉が人の心へ 矢になって突き刺さる 気付きもしないまま 「ごめん…

気休め

気休め 気休め 気を休め あなたの墓の前にきたのは あなたのためではない 私のため 気を休め 悲しみは積もる 時のように いつか消えるだろうか? その心配をよそに心に冷たくへばりつく 溶けろ 解けろ さぁとけろ 気休め 気休め 気を休め あなたがここにいな…