Hirotaro’s diary

詩を載せています。

2021-01-01から1年間の記事一覧

I lost you

この風に語りかけるよ 「どこへ行けばいい?」 何も答えてはくれないのは はじめからわかってる そう 僕は僕に語りかけている 悲しみは尽きないけれど この雨が降り続くかぎり 進もう 進もう 水溜りを踏みながら あの星に語りかけるよ 「どこへ行けばいい?…

やさしいゆめ

昨日 優しい夢をみたよ でも ちゃんとは覚えてないんだ 曖昧だけど優しかったことは 覚えてる 目を覚ましたら泣いてた もうちょっとみたかったのかな? 夢の世界は居心地が良いから 居座り過ぎると帰りたくなくなるよ だって優しい君がいるから そこにだけ君…

終戦記念日

何が記念日なんだろう? 毎年、この日が訪れると 深妙な面持ちでテレビを観ては 考えた素振りをしている僕がいる 「もし僕が生まれた時代がこのときなら」 「今の時代に生まれてこれてよかった」 心の声は僕とテレビの間をウロウロ 行ったり来たりしながら …

さよなら

「さよなら」が聞こえる 君の胸の方から 何も言葉にしなくても わかってしまうんだ そして君はいなくなるんだ 何か取り返しのつかないことをしたのかな? 今となってはわからない わかってるのは 君はもう戻ってこないということ また誰かと出会っても また…

哀情

遠い遠い場所から微かに聴こえる 儚げで消えそうな あなたの歌声 目を閉じて 耳を澄まして 聴いていたいよ いつまでも いつまでも 「消えないで」と願いながら 「終わり」はいつでも目の前をちらついてる さよならを告げた蝶が 地面からそう伝えてる 目を閉…

hurt

心が痛いよ 勝手に痛いよ 誰かが傷付けたわけではない 誰かに何か言われたわけでもないのに 君の表情から伝わる 悲しみから心が痛いよ こんな心いらないなんて 何回も思ってる また今日も自ら胸の傷をつけに行くんだろうか 伝えないでよ その涙 伝わらないで…

忘却

「忘れたいだよ」 ふと1人呟いてみた 時々 あの記憶が襲ってくるんだ もう思い出したくないのに 早く捨て去りたいのに 何年も経っても鮮明に現れるんだよ あなたのことを忘れたい あなたといると楽しかった でも悲しかった 辛かった そんな複雑な想いなんて…

若いころ

目の前を 自転車で2人乗りした高校生が通り過ぎる あれはカップルかな? なんか幸せそうだな きっと明日が輝いてみえるんだろうな 若いころは 恋に恋をして 夢に夢をみて 憧れに憧れた さぁ今は何をみていこう 子ども達が 砂場でじゃれあいながら大きな山を…

Begin Again

傷だらけの心 身体 一旦立ち止まってみると よくわかる 「ここまでよくがんばったな」 って褒めてあげたい 僕も 君も Begin Again もう一度始めよう 苦労して作り上げてきたものは いつかは無くなる 壊れる それでも Begin Again 自信を見失い 頼りない 背中…

帰るべき場所

桜は散った 僕の目の前で 風に吹かれて河原に落ちていった 帰るべき場所に帰ったんだろう いつかは僕も 帰るべき場所へ 遅かれ早かれ いつかは必ずお別れ 育てた花は枯れ でもまた生まれ変わって そして僕の元へ 桜が舞った 君の目の前で 最後にお別れを言い…

さみしがり屋

さみしがり屋 何を売ってんだ? また道草食って 誰か構ってくれないかって 彷徨ってるんだろ 気持ちは分からんでもない 昔は俺もそうだった だけど他力本願でほっつき歩いても 虚しい影が大きくなっていくだけ 孤独に慣れろよ みんな1人っきり 別にお前は特…

piano

吸い込まれるように ピアノの前に腰掛ける 何を弾こうかなんて考えてない それはまるで大好きな人のそばにいくような感じ 何を喋ろうかななんて考えてない ただただ声を聞きたかったんだよ ただただ音を聞きたかったんだよ その優しい音を 疲れたらちょっと…

you are here

離れていくのはわかってる 何度も味わってきたよ 格別のさよならの味を もう味わいたくない でも何度でも君に会いたい そう 君は今ここにいる 僕を必要としてくれている いつも終わりを意識してしまうけれど このぬくもりをずっと感じたい 出会った瞬間から …

いつか迎えにいくよ

共に過ごしたあの日々は忘れないよ もう君はいないけど 目を閉じればいつでも君がいる 天国ってどんなとこだろう? 君はそこにいるの? そこにいるなら いつか迎えにいくよ 時々 どこへ進めばいいのかわからなくなるよ でも 君がそこにいてくれるならもう迷…