Hirotaro’s diary

詩を載せています。

哀情

 

 

 

 

遠い遠い場所から微かに聴こえる

儚げで消えそうな

あなたの歌声

 

 

 

 

 

 

目を閉じて

耳を澄まして

聴いていたいよ

いつまでも いつまでも

「消えないで」と願いながら

 

 

 

 

 

 

「終わり」はいつでも目の前をちらついてる

さよならを告げた蝶が

地面からそう伝えてる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目を閉じて

耳を澄まして

見ていたいよ

いつまでも いつまでも

「生きていて」と願いながら

 

 

 

 

 

 

 


目を閉じて

心を澄まして

抱きしめたいよ

いつまでも いつまでも

「愛してる」と伝えながら