Hirotaro’s diary

詩を載せています。

忘却

 

 

 

 

 

「忘れたいだよ」

ふと1人呟いてみた

 


時々

あの記憶が襲ってくるんだ

もう思い出したくないのに

早く捨て去りたいのに

何年も経っても鮮明に現れるんだよ

 

 


あなたのことを忘れたい

あなたといると楽しかった

でも悲しかった 辛かった

そんな複雑な想いなんて空の彼方へ

忘れ去りたいんだよ

 

 

 

 

 


「忘れてほしいんだよ」

ふいに言葉が溢れる

 


時々

自分に嫌気がさしては

どうか僕のことを許してはくれないか?

それが無理なら忘れてくれないか?

そう願う僕がいるんだよ

 


僕のことを忘れてほしい

あなたといると楽しかった

でも悲しかった 辛かった

そんな取り留めない想いなんて空の彼方へ

忘れ去りたいんだよ

 

 

 

 


あなたのことを忘れたい

あなたといると楽しかった

でも悲しかった 辛かった

そんなやり場のない想いなんて記憶の彼方へ

忘れ去りたいんだよ

 


忘れ去りたいんだよ