Hirotaro’s diary

詩を載せています。

帆を張れば

 

 

 

 

「順風満帆の人生なんてあるのかな?」

ふと立ち止まり

ため息混じりに空を見上げる

 


空を見れば雲達が自由に飛んでる

ここから見ればそんな風に見えるけど

近くでみれば満員電車の中みたいに

肩と肩がぶつかれば「すみません」って言って意外と息苦しいのかも

 


心の帆を張れば

風を感じる

今日には今日の

明日には明日の風が吹いてんだな

きっと気付かぬまにそっと背中を押してくれてんだな

まだ歩き出せるかな

 


心の整理もつかないまま時は過ぎる

ふと行き詰まり

残酷に過ぎる時間の経過を憂う

 


世界中に色んな人が住んでいるように

一人一人の中にも色んな人が住んでいて

千差万別の意見交換し合っている

だから悩んだり迷ったりして今日も行き詰まる僕がいる

 


心に帆を張れば

風を感じる

僕には僕の

君には君の風が吹いてんだな

きっと気付かぬまにそっと背中を押してくれてんだな

また歩き出そうかな

 

 

 

 


心に帆を張れば

風を感じる

今日には今日の

明日には明日の風が吹いてんだな

きっと向かい風もいつか風向きが変わるだろう

 


また歩み出そうかな

そっと背中を押してくれてる追い風を感じながら