Hirotaro’s diary

詩を載せています。

寂しい時代

 

 

人々は半分顔を隠し

早々と帰路につく

 


街の飲み屋さんからは

笑い声は消え

活気も消えた

 


それも今は

「仕方ないね」

「仕方ないよね」

それはそうなんだけど

それしか言えない自分が悔しい

 


どこへ行っても「静かに」

「人と人との距離を保とう」

 


もううんざりするような

殺し文句に

僕らは耐えている

 


それも今は

「仕方ないね」

「仕方ないよね」

それはそうなんだけど

何もできない自分が恥ずかしい

 


君の笑顔が見たいよ

本当の笑顔が見たいよ

またいつか素顔で話せるだろうか?

きっとそんな日はやってくる

 


本当の笑顔に会える日を

待ち侘びてるよ

きっとそんな日がまたやってくる