木漏れ日

線香花火のような儚い希望

落とさないように

じっと1人

あなたを待っていた

「ただいま」の

その一言が聞きたくて

待ち侘びてる

幾日も幾日も

寂しくなったら

カーテンの隙間から

溢れる木漏れ日に手をかざすよ

あなたが手を握ってくれてる気がした

時間は残酷でいて優しい

涙を流させたり

癒したり

そんな日々を繰り返しながら

あなたを待っていた

「おかえり」の

その一言を言いたくて

待ち焦がれる

来る日も来る日も

会いたくなったら

林道の隙間から

溢れる木漏れ日と手を繋ぐよ

あなたが横にいてくれてる気がした

けんかした日々が懐かしい

横にあった寝顔が愛おしい

時に心は痛くて狂おしい

会いたくなったら

カーテンの隙間から

溢れる木漏れ日と手を繋ぐよ

あなたが愛してくれてる気がした

そんな気がした