Hirotaro’s diary

詩を載せています。

「おかえり」 「今日もお疲れ様」 豪華な食事なんていらない 贅沢な車もいらない ただ温かな言葉がほしい 「愛がほしい」 それは裏切らなくて それはそばにあって それは終わりがなくて それはとっても優しいんだ 「そんなものない」なんて言わないで そんな…

1人

「これで良かったのかな?」 誰に聞いてもわかりっこない でも答えがほしくて 1人呟いてみた ねぇどこに行こう? 悲しみの果て 歩き続け 悟ったのは 1人でいいや もう失うものなんてない でも同時に夢も希望もない それでも今は 1人がいいや 「家に帰っても1…

なぜだろう?

失うと分かってて なぜ得ようとするのだろう? 壊れると分かってて なぜ作ろうとするのだろう? 矛盾だ 矛盾 途方もない矛盾だ まぁ僕もその中の1人なんだろうけど 別れると分かってて なぜ出会おうとするのだろう? 死ぬと分かってて なぜ生きようとするの…

いっしょに

当たり前のことだけどさ 君と一緒にいれるって嬉しい 当たり前のことだけどさ 君と一緒に踊れるって楽しい やっぱり良いな 一緒に生きれるって良いな また会えるって良いよな この「やっぱり」を何度も味わいたいよ 僕が生きれるこの刹那に 君と笑えることっ…

消えない傷

また知りたくもない暗いニュースが流れる それをみてまた誰かの涙が流れる 「気持ちは分かるよ」って この前君に言ってみたけれど気休めにもなってないだろうな でも分かろうとしたんだよ 僕なりに 泣かないで 行かないで なんて声をかけたらいいんだ? なん…

sense of distance

あの子のこと知らない あの子のこと知りたい 毎日、会ってはいるけど 喋れない 話せない 何が好きなのかな? どんな人が好みかな? 話しかけてみようかな だけどこの距離感が良いのかも 喋りたいけど 喋らない 知りたいけど 知りたくない 僕にとってミステリ…

遺影

明るく元気に立ち振る舞うのは あなたを忘れるため いや 思い出さないようにするため 捨てれないものがたくさんあるけれど 思い切って捨ててみようかな あなたが大切にしていたもの 寂しさを紛らわそうとして 置いているあなたの遺品 過去には戻れない 「あ…

ご存知だろうか?

ご存知だろうか? 世界の少年兵の数は25万人以上いることを ご存知だろうか? 埋められている地雷の数は世界中に4500万個以上あることを これが私たちの生きる世界だ 誰かの犠牲で 誰かの命がある ご存知だろうか? 40秒ごとに世界のどこかで誰かが自ら命を…

at park

小鳥たちが追いかけっこして遊んでる 水面に浮かぶお日様を捕まえようとしても逃げられちゃうんだ そんな景色を見ながら そんなこと教えられながら 育っていったよ この場所で ここは僕の学び舎だ あの水飲み場で 虹を作ったり 夢を語ったり 夢を語れば語る…

君を乗せて

僕は今車を運転している 君を乗せて さっきまであんなにはしゃいでたのに 疲れっちゃったのかな? 君はぐっすり眠ってる 僕は少しスピードをゆるめる 車体が揺れないように 君を起こさないように だって僕らには明日がある 今はゆっくり休んで 明日に備えて …

悲しくとも 寂しくとも(remake)

少し落ち着いた風が吹く 髪を通り過ぎ 頬を撫でて 心を溶かして いつか 2人きたあの場所に訪れたなら 空を仰いであなたを想うよ 何も悩まずに進めれたら きっと痛みや苦しみさえ忘れて強く生きれるだろう そう悩み事が呟く 悲しいよ 寂しいよ 生きていくこと…

first time

初めて自転車に乗れた 初めて歯が抜けた 初めて100点をとった 初めて一人で電車に乗った いくら裕福になっても いくら願いが叶っても あの感動を越えることはない さぁチャレンジしよう まだ少年になれる 初めて友達ができた 初めて友達と遊んだ 初めて恋を…

Passion

年老いていくことは抗えない でもそれに負けないように自分を変えていくことはできる 若い頃 必死だった自分を責めやしない むしろ讃えながら いや少しは恥じながら 熱い部分だけは継承していきたい 明日の自分へと 強い風が吹く日も 高い波飛沫が襲っても …

今だけ

信号が赤いのは今だけ もっと早く青になれ 桜が咲いているのは今だけ そんなに早く散らないで きっと辛いのは今だけ 明日になったら晴れ渡れ 「きっと明日は晴れ」そう言い聞かせて 散りゆく花びらを見てるだけ だけど寂しくなっていくだけ きっと悲しいのは…

あの頃はよかったね

水面にカルガモがプカプカと 楽しげに浮いてる 「気楽で良いな」って思わず口をついて出てきた あんな風になれたらな 何に憧れてるんだか 「あの頃は良かった」 なんて言って過ごしたくないんだ 思い出はいつだって優しいから たまに甘えたくなるけど あとち…

明けない夜はない

何かを待っている時間は長く感じる でもその分楽しみは膨らむ 「早く来ないかな」気長に待とう 「慌てるな」 「狼狽えるな」 って自分にいいきかせ 時が静かに進むのも悪くない いつかは終わる 必ず終わる 良いことも 悪いことも 今はイメージの翼はばたかせ…

君は夢

言葉を失う 頭の中真っ白で 急に別れを告げられても 僕はただただ絶句して受け入れるしかない 朝 目覚めると君はもういない 君は夢だった 夢だったんだな そう思いたい 自分を見失う 我に帰ってみて 一体何のために生きているんだろう? 僕は何のために生き…

Lost

失ったものが教えてくれるのは 悲しみ?失望?絶望? きっと違う! また立ち上がらせようとする希望だ とはいえ 付き纏うように 影が僕の後をつけるように 失望感はなかなか拭えないけれど 扉を開いたら 今日は全てを包むような青空 失ったものも まだあるも…

運命

君は運命の人だって思った でももう一つ待ってる運命がある さよならすることだ この運命(ざため)は避けれない 僕ら生まれてくるときに 神様とこの約束を交わしてやってきたんだ だから さよならするのはわかってた だけど離れがたいのさ その温もりが そ…

news

ニュースは今日も人々を楽しませる 「あの人が覚醒剤で捕まったって」 「あの人が不倫で大変なんだって」 ゴシップをネタにして 面白がってそれに火をつける 嫉妬や嫌らしさも吐き捨てて それでストレス解消してるんでしょ!? 「自分のことじゃないし」 「T…

ピエロの涙

僕は滑稽なピエロ おどけて 笑われ 拍手喝采 「大丈夫?」なんて言わないで 営業妨害ってもんだ 僕は滑稽なピエロ おどけて 笑われ なんぼの世界 主役になれるなんて思ってない でも憧れてはいるんだ 僕は滑稽なピエロ ふざけて 笑われ 拍手掻っ攫い これで…

海沿いの歩道

少しだけ潮の香りと君と一緒に飲んだ柚子ジュースの匂いがした これは幻だ そう言い聞かせながら 港で三角座りして待ってる 何を待ってるんだろう? 寄せては返す波が連れてきたのは 空き瓶とカモメの鳴き声だけ 君と歩いた海沿いの道 もう揺るぎない君の意…

Trial

災難ってのは畳み掛けてやってくるもの でも 「いつでも来い」って強いマインドを持ち合わせていない 泣き崩れる夜もある 立ち上がれない日もある でもまた「走りたい」「走りたい」と 心は夢を見る この試練を越えた先のビジョンが僕には見える 悪い夢なら…

おかえり

ほんの束の間だ 誰にもバレないように 横風が涙をさらっていった この胸の痛みもきっと長くは続かない 君のことを忘れれたとき この痛みとも さようなら 「寂しくはないよ」 流れ落ちる涙が笑って話す 嘘だってわかっても 言い返せないのは 痛いぐらい気持ち…

ただのラブソング

ベッドに横たわりながら あのとき あの瞬間を思い出してた いつでも君は笑ってるんだ 「恋する乙女じゃあるまいし」 って思いつつも 君は無造作に僕の頭の中現れて 微笑みかけるんだ ただのラブソング 君だけに届いてくれたらいい 君にだけプレゼントの紐を…

after the rain

雨は上がり 水溜りに君の勇姿が写る 今日も重たい扉を開いたんだろう? 疲れた体を持ち上げたんだろう? それに見合った今日が きっと訪れる ほら 前を見てごらんよ 出会ってない可能性の星がキラキラ光ってる ほら 後ろを見てごらんよ 出会ってきた人達が力…

番外編3

ついに明後日! 退院できる! 1日早くなった! 今回はせっかく、手術、入院を経験出来たので、感じたこと、学んだことを書き記しておこうと思う。 1 弱い立場になって感じたこと 術後、2.3日は食事も喉を通らず、精神的にも肉体的にも弱っていた。 そんなと…

番外編2

今日から片松葉杖になった! それで、階段歩行もできるようになり、自由度が高まってきた! 良かったことが他にもある! 友達が増えてきた! 20歳以上、年上のおじさん、おばさんの患者さん達だ! みんな、車椅子に乗ったり、松葉杖を使ったり、包帯を巻いた…

番外編1

今日から怪我との戦いの模様を文章にしていこうと思う。 目標は 「サッカー復帰! 〜以前の自分を超える〜」だ。 今日は手術してから10日目。 ようやく、松葉杖なしで歩けるようになった!! 50m走をしたら、多分4分ぐらいかかる遅さではある。 しかし、自分…

語り3

詩の話しは置いといて。 23日から3週間、入院してます。 理由はACL(前十字靭帯損傷)という怪我で手術を行ったからです。 現在は僕の左足はでっかり針金でホッチキスされたみたいな感じになっています。 僕は怪我の入院ということなので、たいして日常生活…